物語の舞台は、日本の高度経済成長期。東京オリンピックや大阪万博が相次いで開催され、社会は繁栄の雰囲気に満ちていた。国際化が進み、売春の取り締まりが強化される中、性別適合手術を受けた「ブルーボーイ」と呼ばれる人々を排除するため、検察は手術を行った医師・赤城昌雄の逮捕を決定する。一方、東京のカフェでウェイトレスとして働く沙紀は、恋人からのプロポーズを受け、幸せの真っ只中にいた。そんなある日、赤城の弁護を担当する弁護士・狩野卓が沙紀のもとを訪れ、「性別適合手術を受けた者」として法廷で証言してほしいと依頼する。
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