出版社の新米記者・米子は、晩年の魯山人の住まいを訪れる。その尊大な態度に圧倒されながらも、回想録の口述筆記を完成させるため、彼女は魯山人のもとへ足しげく通うことになる。吉田茂、野口勇、ロックフェラー3世ら錚々たる顔ぶれとの交流を目の当たりにするうち、米子は魯山人の鋭い言葉の裏に隠された、料理を美学と捉え、一切の妥協を排し、究極を追求するその本質に次第に気づいていく。
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