これは男女の立場が逆転し、女が外で働き男が家庭を守るのが当たり前になった世界。主人公の張盼は家で唯一の男として、家族みんなに可愛がられながら嫁に出されることになった。結婚相手は地元の大富豪の娘・思思。妻は貞淑で優しい人だと思っていたのに、実際は酒を飲み、パーマをかけ、夫を殴るろくでなしだった。毎日ひとり寂しく空の部屋で過ごす張盼は、他の女性たちに慰めを求めるしかない。気遣いのできる上司、世話好きな隣人、優しく声をかけてくれる後輩。誰もが張盼の心を揺さぶってくる。張盼は家庭を守り自分を見失わないために、女たちの間をうまく立ち回り、微妙なバランスを保っていた。表面上は家庭を大事にする良き夫だが、実際はあちこちで手を出す節操のない男だった。